一昨年の2014年には、65歳以上の高齢者の人口が、全体の人口の25%を超えてしまいました。
平たく表現すれば、街を歩く人々のうち、4人に1人は、65歳以上の高齢者ということになります。
この世代には大きな力があります。
65歳以上の高齢者が保有する資産ですが、ある統計によれば、1600兆円を超えるということが述べられています。
これに対して、若い世代の貯蓄総額を知ると、唖然とします。
若い世代の貯蓄総額は、わずか400兆円にすぎません。
65歳以上の高齢者たちは、豊富な資金力を駆使して、不動産投資などのビジネスに乗り出す人たちが後を絶ちません。
数ある不動産投資ですが、なかにはユニークなものも散見できます。
ひとつは、都市部の駐車場経営です。
立体駐車場ですが、作れば作るほど、入居者であふれかえっている状態です。
成功のカギは、やはり、安定した入居者の確保につきます。
それから、もうひとつは、海外の不動産投資です。
例えば、海外の有名ビーチリゾートなどの物件は、飛ぶような売れ行きを示しています。